特定健診について

　「特定健診っていったい何？」「これまでの健康診断とどう違うの？」「最近ニュースで目にする機会が増えたものの、実際にはよくわからない」・・・・という方も多いのではないでしょうか？
　「後期高齢者医療制度」をはじめとする平成20年4月からの医療制度改革。その一環としてスタートした40歳から74歳までの方が対象となる、メタボリックシンドロームの概念を導入した新しい健診制度です。

メタボリックシンドロームの基準

　腹囲・中性脂肪又はHDLコレステロール・血圧・空腹時血糖又はHbA1cの数値により決まりますが腹囲は大きな要素になります。
  腹囲 男性 85cm以上  女性　90cm以上
  腹囲 男性 85cm未満  女性　90cm未満かつ肥満度が25以上

　この基準に当てはまる人や予備軍は、生活習慣病の予備軍でもあります。
　平成17年度の「国民健康栄養調査」によると、40〜74歳でメタボリックシンドロームが「強く疑われる者」は約920万人、「予備軍と考えられる者」は約980万人、併せて1,900万人と推定されています。
　さて、貴方は自信ありますか？

当院では６月から、上越市国保加入者、社保・共済扶養家族の方に対して特定健診を実施しております。
◎ 受診には予約が必要となります。 受付：医事課（内線１４２）
◎ 診査料金は加入する保険により検査項目が異なるため受付で確認して下さい。
◎ 受診する際は、保険証と特定健診受診券（加入する保険者から送付されたもの）が必要となります。詳細は医事課担当者に確認して下さい。