看護部
【看護部の理念】患者様一人ひとりに寄り添い、住み慣れた地域で安心して生活できるよう、心のこもった看護に努めます。
【目標】
1.医療・福祉の連携と協働により、切れ目のない継続性のあるケアを提供します。
2.患者様やご家族の意向に配慮し、相手の立場に立った安全で安心できる看護を実施します。
3.柿崎病院の一員として、他部門と連携・協働し地域医療に貢献します。
4.自ら学ぶ姿勢を持ち、専門知識・技術の習得に努めます。
5.お互いを大切にし、明るい職場を作ります。
柿崎病院は地域医療の役割を担い、医療と介護・福祉と連携し地域全体の健康を支えています。私たちは、患者さんが望む暮らしのために何が必要かを考え、安心して生活が送れるよう支援しています。特に、訪問診療・訪問看護・訪問リハビリで患者さんの元に足を運び生活の様子や心のケア、そして介護するご家族にも目を配り関係するスタッフとの連携に努めています。
【看護部長からのメッセージ】
患者さんが住み慣れた地域で、その人らしく生活ができるよう支援しています。患者さんとご家族に寄り添い、地域の方との交流を図っています。
日本海に沈むきれいな夕日が眺められる柿崎病院で、思いやりのある看護を提供できる仲間をお待ちしています。
【看護職員からのメッセージ】
<病棟看護師>
ここ柿崎地域は高齢世帯や日中家族不在などで療養に不安がある方が多くいます。入退院を繰り返し、顔なじみの患者様もいます。困りごとや不安があれば、まず口に出してください。多くのスタッフみんなで相談に乗り、不安解消に努めます。
回復期リハビリテーションの様子
<育児支援を受けている看護師>
私は柿崎病院で勤務しながら出産し、育児休暇を取得した後に職場復帰しました。子供2人分の育児休暇で4年も時間が空いたので、不安で仕方ない復帰でした。しかし、上司の気づかいやスタッフの皆さんからの応援や指導で、少しずつ業務を覚えて看護の勘を取り戻すことができています。現在は部分休業のおかげで仕事と家庭のバランスがとれ、充実した毎日を過ごしています。
<卒後2年目看護師>
私は新卒で柿崎病院に採用になり2年目になりました。入職前は看護師として働いていけるか不安や心配が多くありましたが、温かい先輩方、病院スタッフに支えてもらいながら、日々楽しく仕事に取り組むことができています。
<教育担当看護師>
看護部では、ナーシングスキルで基礎的看護知識を更新し、班活動や各種委員会の学習会、医師や薬剤師、検査技師、リハビリ技師からの専門的な学習会も企画しています。院内だけでなく、他病院の認定看護師や近隣の看護大学より講師を招き、認知症学習会や終末期看護学習会も行っています。隣接する施設の歯科衛生士さんより協力いただき高齢者口腔ケア学習会も実施しています。
「こつこつ、楽しんで学ぶ。発見や学びは興味を持つことから始まる」私が教育について常日頃考えることです。新人からベテランスタッフがPNS(パートナーシップナーシングシステム)で、互いの知識や経験をもって日々患者さんに向き合いケアを提供しています。スタッフ個々のスキルや経験が生かされる職場であってほしい、共に学び実践に生かせる教育を提供していきたいと考えています。柿崎病院で私たちと一緒に学びましょう。
退院支援のために、多職種カンファレンスを実施しています。
<訪問看護師>
当院では、通院が困難な患者様、ご家庭で医療・介護の必要な患者様が安心してご自宅で過ごせるように訪問診療・訪問看護を行っています。柿崎・大潟・吉川区にお住いの方を対象に、令和4年1月現在24名の方にご利用いただいており、看護師3名で担当しています。在宅での悩みや困りごと、退院後の不安等がありましたら、外来・病棟・患者サポートセンターへお気軽にご相談ください。
訪問看護では、その人らしい生き方や生活を支える看護ができます。
外来にパンフレットも置いてありますので、ご自由にお持ちください。
<外来看護師>
外来では、患者様の治療の介助はもちろんのこと、生活背景に目を向け、一人ひとりの生活に寄り添った療養環境を整えられるように看護提供を行っています。又、介護するご家族に対しても、介護上のアドバイスを行ったり、地域の専門機関と連携をとるなどして、患者様を支える体制つくりを心がけています。
<糖尿病療養指導士>
糖尿病協会の目的に「糖尿病予防と療養についての知識普及」「患者・家族等への療養支援」をあげています。私たちも指導を通し知識を深められ、健康な生活を送られるようにサポートさせていただきます。